マーケティング

地域密着ビジネスは新規見込み客が永遠に続くと思ったら失敗する

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東京や大阪、福岡といったいわゆる都会では、人口が流動的な部分もあるので一概には言えませんが、地方では人口が増え続けるということはないと断言したい。そんな人口のパイが決まっているのに見込み客が永遠に続くはずもなく、そんなビジネスモデルの飲食店は早々に店を閉めることになるはずです。観光地は連日観光客が押し寄せているかというと休日以外は閑古鳥が鳴いている飲食店もたくさんあります。閑古鳥という鳥はいませんが。。。鳴かれたら気が滅入ってしまう恐ろしい鳥です。
飲食店は地域密着ビジネスの代表ともいえるビジネスです。たくさんの人に来てもらえるからいい食材も買えますし人員も増やしてサービスを高めることができます。では、これまでのビジネスモデルが通用しなくなるのであればどうすればいいのか?

来てくれた人の満足度を高める

そんなこと前からやっとるわぃ!と怒られてしまいそうですが、それってお客様目線ですか?お店の押し付けになっていませんか?美味しいもん食わせてるからお客さんが来てると思っていませんか?常連さんとして通ってくれている人は美味しいだけでは通ってはくれません。そもそも美味しいという感覚は十人十色、万人万色ですから。政治家の演説くらいあいまいなものです。そんな常連さんは何に満足しているのでしょうか?コスパでしょうか?雰囲気でしょうか?店主の人柄でしょうか?よその店にはない魅力が何かしらあるからこそ通ってくれているのだと心得て、常連さんが喜んでくれそうなことをたくさんやりましょう。FacebookやLINEなどで拡散してくれるかもしれません。サプラーーィズ!は接待中などをわきまえて行いましょう。

来てくれている常連さんの来店頻度を上げる

これは意外と難しいです。用もないのに来てはくれませんから。逆に用があれば来てくれるのです。用を作ってしまえばいいのです。平日に懇親会用プラン始めたよとセミナーを開催している常連の法人様に教えてあげたり、親睦会プランありますよとPTA役員をやっている常連さんに教えたりするだけです。自分のお店を利用してもらえる理由を増やすことで来店頻度は上がります。常連さんにとって何があればお店を利用する理由になるかを考えてみてください。

“ひいき”を積極的にやろうということ

小学校で言ったら怒られること間違いないですが、ここはビジネスです。万人に好かれるようにみんなに愛想をふりまいていては飲食店は成り立ちません。ガンガン“ひいき”しましょう。

贔屓とは、江戸期から明治期にかけて町人文化が花開いた時期には、富裕な町人などが、気に入った相撲取り歌舞伎役者などのパトロン(後援者)になり、物心共に支援する慣行が見られた。いわゆるタニマチ文化であり、形を変えながら現代も生き残っている。相撲のタニマチの場合は、力士や年寄個人に限らず相撲部屋に対するひいき・後援者も存在する。スケールは大きく違うが、いわゆるファンと呼ばれる人々も似たような心性を持っている場合がある。

Wikipediaより引用

ひいきされた常連さんは嬉しいですし、大切にされているとわかれば常連さんも大切にしてくれる可能性が上がります。かといって媚へつらうのではありません。自分らしく「あなたを大切にしているんですよーー」と表現すればいいのです。常連さんを大切にし、常連さんから大切にされる関係が多くなれば新規顧客があまり増えなくても飲食店は繁盛します。新規顧客を開拓する費用をかけずに常連さんが新しいお客さんを連れてきてくれることも増えるのが“ひいきビジネスモデル”なのです。お客さんを贔屓することでお客さんからもご贔屓いただく。これが地域密着ビジネスのこれからのスタイルになります。

さぁ、誰からひいきしますか?

 

photo by  puravida via morguefile.com

 

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