マーケティング

そのUSPではお客さんは来ませんよーー。

Pocket

そのUSPではお客さんは来ませんよー。

photo credit: Alex E. Proimos via photopin cc

USPの説明はいりませんよね?なんだっけという方は「集客力とは?」をもう一度読んでから戻ってきてください。さて、本題にもどります。あなたのUSPはなんですか?そんな質問に明確な回答をお持ちの飲食店のクライアントも増えてきました。とてもいいことです。が、実に売り手目線のUSPが多い…。個室で接待に最適です?人数に応じて個室をご用意します?◯◯円で飲み放題食べ放題?これらはお客さんが望んであなたのお店を選ぶ直接のキッカケになるのでしょうか?

買い手の想いは別のところ

焼き魚の加減がいい。ネット予約対応で便利。コース料理の量が丁度いい。はぁ?そんなことぉ?ってことが選ぶ基準になっていたりします。ある牛丼店は24時間開いているのでいつでも行きたい時に行けます。では居酒屋はどうでしょう?夕方から深夜までで、予約しておかないと空席がないかもしれません。ぃやぃや、そもそも客層が違うでしょーが!何言っとんねん!そうです。そこです!あなたのお店に来るであろうお客さんは何を求めて来ているのかです。何が満たされるからあなたのお店に来ているのかです。牛丼屋に求めるのは空腹を満たす丼飯です。美味しい生ビールや飲み仲間との有意義な時間の共有ではありません。そんなこと考えてすらいません。

 

接待に利用してほしいと思っているのであれば割引やクーポンは廃止すべき!

大事な商談を控え接待をすることになった担当者がドライアイになるほど考えて選んだ飲食店。ここなら間違いないというお店ですし、食べログの評判も上々です。早速担当者は場所と時間を伝え飲み会でのマニュアル本を読みふけっていました。接待してもらう側は場所を調べようと食べログを確認してみるとそこにはクーポンが…。◯◯円以上のコース料理ご予約で活造りサービス!…。あーーそーゆーことか。これお店からのサービスなんですって正直に言うかどうか出方を見てみるか。さて、この担当者はきちんと伝えたのでしょうか?これは決して悪気がある訳でも飲食店が悪い訳でもありません。よかれと思ってやったサービスの一環です。接待という日本ならではの文化は実に繊細です。敷居を上げすぎる必要はありませんが、とりあえずのクーポンならば辞めてしまいましょう。格式が下がるだけです。

 

自分のお店のことについては「ほぼ思い込み」だと知る。

そりゃぁ思い入れもたくさんあって、ウチはこんなお店なんだよ!なのですが、思い入れが思い込みになっている飲食店がほとんどといっていいくらいです。デザートの種類が少ないくせに女子会コースとか女子来ねーよってことです。ボリュームないのに学生プランとか魅力ねーよってことです。自分のお店にしかできないことや自分のお店を選んでいるお客さんの共通点をじっくりしっかり観察して考えて考えて考えてください。その場しのぎのアイデアではなく発想の転換が大事です。

Pocket