マーケティング

お客さんは価格で選ぶと思っている飲食店は自分が価格で選んでいる事を忘れている。

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お客さんは本当に価格で選んでいるのか?

photo credit: ]babi] via photopin cc

例えばビデオカメラを購入しようとする時に最初に見る項目なんですか?価格?本体サイズ?重さ?駆動時間?本体録画容量?メモリ?レンズ?望遠倍率?…など様々な項目があると思います。私の場合は駆動時間でした。1泊2日で旅行に行く際に持っていく予定であれば、充電器を持っていくかや予備のバッテリーが必要かどうかは重要です。子供の発表会や運動会などの撮影であれば6時間駆動してくれれば予備バッテリーも必要ありません。いやいやまずは価格だろ?!というあなたは自分が価格をみて損得を決めているということです。ズバリそーでしょーー(まるお風)。

飲食店の価格は見栄を張るシーンがあることを知る

分かりやすいのは節句等の祝い事や大切な接待のコース料理です。この商談だけは成功させねば!と思っている企業が3,000円のコース料理を選択するでしょうか?こういったシーンでは必ず金額ではなく内容で判断します。見栄張りたいもん。節句のお祝い膳なんて両家の親がこれくらいやんなきゃとか裏で散々悩んでいます。その他にも誕生会や結婚記念日など大切な宴席の時には “ ふんぱつ ” するものです。そういったシーンでのみ利用しようと思えるお店もいくつか思い当たると思います。そんな店普段は使わないよーーというお店です。しかし、そういったお店には、そんなシーンのお客さんが集まっています。接待をする企業が500社あったとします。そのうちそのお店を利用する企業が20%でも100社です。25営業日で考えても一日4社です。しかも一人ではないので4名だとしても16名の集客です。コース料理が10,000円/人として16万円です。1ヶ月で400万円になります。100社の接待をこなしただけです。机上の空論なのでこんなにうまくはいきません。ただ、自分と同じ事を考えている人が世の中にたくさんいるという事は間違いありません。忘年会の予約がとりにくいのは同じ日時に予約したいと考えている人がたくさんいるからですから。

 

普段の宴会ではやっぱり価格でしょ?!

とはいえサラリーマンの平均飲み代が3000円台に突入している事は事実ですのでどうしても価格というのは重要になってきます。では同じ3000円ならどこでもいいかというとそうでもありません。会社の同僚と行くお店と部下を連れて行くお店、異業種で交流するお店、完全プライベートで行くお店は全部違います。使い分けてます。完全プライベートでは子供中心であったり奥さんの財布の締め具合にもよるので価格重視になりますし、異業種交流では価格より使い勝手などが重視されます。部下を連れて行くときは?はい、見栄を張ります!こんなトコで飲み食いしてるのが上司だったらオレらの未来も大した事ないな…なんて思われては若手が育ちませんから。後輩、部下を連れていくお店とは?接待でも使えるお店なのです!全員が価格で選んでいると思ったら大間違いです。普段から飲み食いしている人の人間模様まで考えると価格だけで割り切れるほど単純ではありません。

 

お得が好きなのは誰?

お得なコース料理という項目をちょいちょい見かけますが、アレのターゲットって誰なんだろーなーと思ってみています。お得が好きなのは女性です。あっちのキャベツが5円安いからと隣町まで車を飛ばします。消費税が上がるから買いだめしとかなきゃと大量の食材を買い込みます。正直、お得なコース料理と言われてもちーっともピンと来ません。お得より自分が食べたいな思うモノがコース料理に入っているかの方が気になります。自分のお店のメインターゲットがお得を求めているのであればいいですが、そうでなければ自分が “ お得 ” という大義名分をもって料理を押し付けていないか考えてみてください。トンカツ追加は5個がお得です!そんなに食べれないよ…汗

 

マーケティング用語に “コンフォートゾーン ” という言葉があります。心地よい空間ってことです。仲のいい友達と雑談しているときと意識レベルの異なる人々と雑談するのでは、明らかに友達と話す方が心地いいでしょう。悪い言いかたをすると “ ぬるま湯 ” です。その心地よい空間はなんとも居心地がいいのですが、それ以上成長できないし同じような意識の人しか周りにいなくなるということを意味しています。客単価を上げたいなーと考えているのであれば客単価が高いお店はどんな事をしているのか?そういったお客さんはどんな行動をしているのか?判断基準はなんなのか?自分はケチケチしてないか?コンフォートゾーンという視点からチェックしてみてくださいね。

 

 

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